12月なのに実感がわかないのは私だけ?
今回から2回、12月のお花をお伝えしますね♪
尊敬している先生からいただいた、メールレターが素敵だったので、引用します(^_^)
★12月の花ものがたり
ポインセチア
11月に入ると花屋さんの店先に一斉に並ぶのが、このポインセチア(和名ショウジョウボク/猩々木)。
その強烈な華やかな赤い色は、冬の代表花とされていたシクラメンの存在を薄いものにした感があります。バイオ技術のおかげでしょうか、花の色も従来の赤や白だけで無く、淡い中間色やまだら模様まで、実に多彩です。実は花自体は小さく目立たないのですが、花とみられる苞葉が華やかな色に染まって、私たちを楽しませてくれるのです。
日本にやってきたのは意外に古い明治時代です。原産国はメキシコ。この国では「聖夜」、ノーチェ・ブエナ Noche buenaと呼ばれるのですが、アメリカに輸出されるとアメリカの初代メキシコ公使であったJ.R.ポインセットの名前が付けられて、いつしか英名・Poinsettiaポインセチアと呼ばれるようになったのだそうです。
明治時代に輸入されて「猩々木」ショウジョウボクという奇態な名前が付けられますが、このショウジョウとは空想上の動物、大変な大酒飲みで真っ赤な顔をしているとされて、真っ赤な花にとんでもない名前が付けられたのでしょう。