クリスマス・ローズ!
2016/12/24
今日はクリスマス・イヴです!毎年、この時期はウキウキわくわくしますね(^^)vさて、クリスマスシーズンになると花屋さんの店先に一斉に並ぶのが、ポインセチアですが!私は冬の貴婦人「クリスマス・ローズ」がお気に入りです(^_^)この花、いまから10年くらい前には、知る人ぞ知るという感でしたのに、最近は冬の園芸コーナーで沢山の鉢ものが並べられています。「クリスマス・ローズ」というネイミングが良かったのかもしれませんね。実はこの花、ヘレボラス(Helleborus)というのが正式名称で、しかも冬のクリスマス頃に咲くヘレボルス・ニゲルという種類だけが本来はクリスマス・ローズなのです。現に大部分のヘレボラスは春になって咲き始めます。そうしたことを知らなかった私は「この花、クリスマスの時に咲かないで、暖かい春になってから咲くではないか!」とぼやいていたものです。 このヘレボルス、花に見える部分は、実は花ではなく「萼片」です。そのせいで一度咲くとかなり長持ちするのでしょうか。クリスマス・ローズの花言葉をご存じですか?『追憶』『私を忘れないで』『いたわり』『慰め』
『私の不安を取り除いてください』・・とあります。クリスマス・ローズの花言葉の多くは、中世のヨーロッパで騎士が戦場に行くとき、自分のことを忘れないでほしいと願いをこめて恋人にクリスマス・ローズを贈っていたことに由来しています。寒い風に耐えるよう下向きに花を咲かせる姿と、もう会えないかもしれない戦士たちの不安や寂しさが重なったのかもしれませんね。また、花や葉の薬効を知った古代ギリシャの人々が、クリスマス・ローズを精神安定剤として利用していたことから、『いたわり』『慰め』といった不安を払いのけるような花言葉が生まれたそうです。この花には癒されますね(^_^)皆さん、素敵なクリスマスをお過ごし下さい。